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初めての新車選び!3つの失敗例から学ぶ新車購入のいろは

 

新生活シーズンを迎え、新たに車の購入を検討されている方もいるのではないでしょうか?新車購入と聞くと、自分の好きな車を選べばよいだけなので、中古車を買うよりも楽で失敗がないと思っていませんか?実は、新車を購入する際も、しっかりと知識をもって買いに行かないと失敗してしまうこともあるのです。
今回は実際に痛い目を見てしまった方の例を挙げて、新車購入の基礎知識を身に着けていきましょう。

 

中古車ではなく、初めての購入で新車が選ばれる理由とは?

はじめて購入する時は、中古車の方が良いという意見は多く見られます。これは、免許を取得してすぐの方は駐車などでぶつけることが多く傷も付きやすいため、新車を買うのは勿体ないという考えから起こる意見です。
確かに、初めての車で一度も傷をつけずに乗り続ける人は居ないでしょう。しかしそれは運転になれている人でも同じです。慣れない場所での駐車や細い道での運転などで誤って車体を傷つけてしまうことはあります。ただ、運転に慣れていない初心者の方のほうがその確率が高いというだけの事なのです。

 

初めて購入して乗る車に、あなたは何を求めますか?
「傷ついてボロボロになるだろうから、とにかく安価で車体が欲しい」それとも「初めての車を大切に乗っていきたい。運転技術に不安が残るので安心して乗れる車がほしい」のどちらでしょうか。
前者の場合であれば、中古車が良いでしょう。型落ちや年式の古いタイプを選べば安価で購入することができます。しかし、値段が安い中古車には事故車や整備不良などの落とし穴があることも。だからといって安心できるだけのスペックの中古車を探すとなると新車とあまり値段が変わらないこともあるのです。
値段が少ししか変わらないのであれば、新しい車がほしいと思うかたが大半ではないでしょうか。

 

初めての車だからこそ、中古車のようにパーツがすでにある程度劣化しているという車ではなく、パーツも整備面も安心できる新車をおススメするのです。
特に新しい車には、自動ブレーキや誤発進抑制など、安全に走るための様々な機能がついています。運転技術に自信がない初心者だからこそ、このような技術が施された車を買うべきです。

 

初めての車は、はたしてどう選ぶ?

これから車を使う目的(レジャー・通勤など)と乗車する人数・予算などで大体の車両タイプは絞られてくるでしょう。
現在日本国内では、国産車・外国車ともに様々なメーカーから車が販売されています。車のデザインや色はもちろん、性能も様々です。

 

そのため、より自分にあった車を選ぶために「最新の車業界事情」や「最新機能」などを知っておくことが推奨されます。インターネットの口コミサイトやディーラーの公式ホームページなどをチェックするのも良いですが、車に関する雑誌を一冊購入して読んでみることをおススメします。
「新車の選び方」「初めての車購入」といったタイトルの雑誌では、最新の車の情報を知ることができるのと同時に車を選ぶ際のポイントなどが細かく書かれています。

 

新車購入にあたって必要となる金額の目安。

ディーラーなどの販売店には、様々な車が展示されており、フロントガラスの部分に金額や車のスペックが書いた紙が貼ってあることが多いでしょう。また、ディーラーのホームページやテレビCMなどでも車の金額を知ることができます。
この金額はあくまでも「車体金額」であることを覚えておきましょう。車を購入して自分のものとして手に入れるまでには様々な諸経費が発生し、最終的には車体金額プラス数十万かかることもあるのです。
新車購入に対して発生する金額について詳しく見ていきましょう。

 

・車体金額
あくまでも車本体だけの金額です。ここにはナビやETC・ドライブレコーダーなどの付属品は付いてきません。
また、本体価格なのでここにプラスして消費税もかかってきます。車の購入は金額が大きい為、消費税の金額も大きくなります。例えば200万円の車体金額であれば消費税は16万円・150万円の本体価格であれば12万円の消費税が発生してくるのです。

 

・付属品(オプション)
生身の車に、様々な付属品を付けていくことでより便利で快適なドライブが実現できます。しかし、だからと言っておススメされたものをすべて付けてしまうと非常に高額になります。最初は必要最低限のもののみに留めておき、余裕ができてからカー用品店などで購入していくという人法でも良いでしょう。

 

人気のオプションとしては、ETC車載器・カーナビゲーション・バックモニター・スマートキー・オーディオ・フロアマットなどが挙げられます。

 

・税金
購入時に納付することになる税金は全部で3つあります。
まずは自動車取得税。これは車を取得した時にのみ払う義務が発生し、以降は買い替えのタイミングまで納付することはありません。
車を購入する際にかかった費用によって金額が異なりますが、取得価格の3%〜2%の金額がかかってきます。電気自動車やハイブリッドカーなどのエコカーに関しては減税の対象となる場合もあるため、すべての人に発生する税金ではありません。

 

次に「自動車税」と「重量税」です。こちらは車検毎に発生してきます。新車の購入の場合は、購入時に2年分を一気に納付することになります。また2年後の車検の時に同じ金額が発生します。
どちらも車体の大きさによって金額は異なります。例としてホンダのフィットであれば自動車税は34500円・重量税は12300円となります。

 

・保険料
保険には、必ず加入しなければならない「自賠責保険」と自分の意思で加入する「任意保険」の2種類があります。自賠責保険は強制ですが、もし事故を起こしてしまった時に自賠責保険だけでは十分な補償を得ることができません。そのためドライバーのほとんどが任意保険に加入しているのが現状です。

 

自賠責保険の金額は車体により異なります。普通自動車であれば4万円前後が目安となります。
任意保険の金額は、補償の内容や運転する人の年齢・免許の色・運転歴などで大きく変わってきます。簡単に言うと、初心者であればあるほど高く、何年も無事故で運転をしていれば毎年値段は下がっていきます。年齢も若いほど高く、30歳を超えてくると安くなります。

 

どちらも前払い制となりますので、1年ないし2年分を購入のタイミングで払うことになります。

 

・リサイクル料金
車は「もう乗らない」と持ち主が廃車登録をした時点で解体されます。使えるものはリサイクルされ、全体の約2割がゴミとして処分されているといわれています。
この2割のゴミの処分料として購入時にすべての人が納付しているのがこのリサイクル料です。
購入した車の装備品により値段が決められます。普通乗用車であれば1万円〜2万円ほどであり、軽乗用車であれば15000円以下が目安となります。

 

・代行手数料
これは、販売店の手間賃と言える部分です。車を購入するにあたっては、ナンバープレートを取得する・警察署に駐車場の登録をするなど様々な手続きが必要になります。
これらの手続きを代行する手数料として少しずつ請求がかかってくるのです。
自分で行うことで、手数料を節約することもできます。

 

 

失敗例から学ぶ、注意点

『見栄を張って予算を高めに言ってしまい、あまり値引きをしてもらえなかったこと。』

似たような意見として「値引きを交渉するのが恥ずかしい・厚かましいのではと感じてしまったので、言われた金額で購入した」という失敗例もあります。

 

車は購入時に値切ることができるというのをなんとなく知っていても、実際に販売員さんを目の前にして繰り返し「もっと安くならないのか」と言うのを躊躇ってしまうという人も多いのでしょう。
販売員も仕事ですので、いかに多く車を売るか・なるべく値下げはしたくないと思っているのです。そのため、安易に予算をバラしてしまうことや見栄を張って高めに言ってしまうことで「予算少し上〜予算ぎりぎり」の値段までしか下げてこないでしょう。
予算は決めていない・できるだけ安価でと明確な値段を言わないこと・見栄を張らずに高いと感じたら断ることを頭に入れておくことが大切です。

 

『選び方が曖昧なまま、ディーラーに行ってしまい後悔した。買わなければいけない雰囲気にのまれてしまった。』

デザインや色といった大まかな好みだけで、なんとなく車を見に行ってしまうのは危ないです。基礎知識がないまま、営業マンのトークに乗せられてしまい「今買っておくべきなのでは?」と思わされてしまうでしょう。
だからといって、買うかどうかわからないのに車を見に行ってはいけないと言っているわけではありません。実際に見て感じることやわかることもあるため、多くの車を見に行くことはとても良いことです。
ただ、親に相談する・家族に相談するなど「自分だけでは決断できない」「今日は買わない」という意思を最初に伝えておくことが大切です。

 

『言われるがまま、販売店でローンを組んで購入。あとから調べると金利などとても損をしていることがわかった。』

これは、自動車ローンを組んで車体を購入した方の失敗例です。手元にまとまった現金がないという時でも、自動車ローンを使うことで代金を分割で支払うことができます。
ローンを組んで車を買おうとしている方は、一度銀行など金融機関の自動車ローンの話を聞きに行きましょう。ローンは販売店で必ず契約しなければならないわけではありません。自分でローンの契約先を見つけて契約を交わすことができるのです。

 

販売店で契約する自動車ローンは、手続きが販売店でそのままできるという利便性がありますが金利が高いというデメリットがあります。一方で銀行系の自動車ローンは、契約のために銀行で手続きを行う必要がありますが、金利は販売店よりもはるかに安いため完済した時点での総支払い金額に大きな差を生みだします。
いわれるがまま契約するのではなく、一度話を持ち帰り銀行などの自動車ローンを検討することが失敗を防ぐ方法です。

 

まとめ

初めて車を買うときは、右も左もわからなくて当然です。だからといって無知なまま買いに行ってしまっては確実に後悔する結果になるでしょう。
車を買うというのは、決して安い金額ではありません。失敗したくないと思うのは当然です。車購入に関する基礎知識だけは身に着けて、納得のいくお買物をしたいですね。

 

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