掃除は済ませた?自動車の高値下取りのための5つのポイント
大事な愛車の下取り。せっかくなら、1円でも高く下取りしてもらえたら嬉しいですよね!
同じ状態、走行距離の車でも、車をきれいにしてあるかどうかによって査定が変わる可能性もあるのだとか。
そのほかにも高値で下取りをしてもらうためのポイントがいくつかあるので、これからディーラーで車を下取りしてもらうことをお考えの方はしっかりチェックしておきましょう。
愛車を高値で下取りしてもらうためのポイント5つを解説!
愛車を高く下取りしてもらいたい方へ、注意すべきポイントを5つまとめました。
どれも簡単にできるものばかりなので、少しでも高値がつくよう、ぜひ実践してみることをおすすめします。
ポイント@: 車を下取りに出す時にはある程度洗車をしておくと好印象
同じ状態や走行距離の車でも、ピカピカに洗車してあるのと泥だらけの車だったら、やはりピカピカの車の方が印象が良いですよね。車を下取りしてもらう時には、最低限きれいに洗車をしておきたいものです。
きれいに洗車をしておくと車の下取り査定に差が出ることも!
基本的には車のきれいさによって査定に影響することは無いとされていますが、やはり人間が査定するわけですから、きれいな車の方が良い印象を持ってもらいやすいのは当然です。きれいに洗車してあれば日ごろから車を大事にしている人だと思ってもらえる可能性が高いです。
自社の車を大事に乗ってくれていることはディーラーの担当者にとっても嬉しいことでしょうし、日ごろからしっかり手入れや整備などをしている人だという印象も持ってもらいやすくなるはずです
それによって、最終的には査定額が変わってくる事もあると言われています。
逆に車を汚く使っていると、普段からあまり車の手入れをしていない、整備などもいい加減だという印象を与えてしまうかもしれません。手入れをしっかりしていないということは車の状態も思ったより悪いのではないか?などと思われてしまう恐れもあるでしょう。
車をきれいにしておくことで高く下取りしてくれるかどうかは査定する人にもよるかもしれませんが、少しでも査定が高くなる可能性が高くなるなら、きれいにしておくに越したことは無いですよね?
愛車への今までの感謝の気持ちを込めて、きれいにしてあげましょう!
ポイントA: 車を下取りに出すときは荷物を早めに整理し、室内の掃除も軽くしておく
トランクなどに荷物が積みっぱなしになっていると、いざ下取りをしてもらう時にバタバタしてしまいますよね。ディーラーについてから慌てて荷物を降ろすようなことが無いようにしたいものです。
車内は早めに整理を!
下取りをしてもらうことが決まったら、トランクの中、車内の収納スペースなどに入っている荷物は早めに出しておきましょう。
また、足元にお菓子のくずが落ちていたり、ゴミだらけだったりすると印象が悪くなってしまいます。最低限、きれいにしておくようにしましょう。
車内のにおいにも注意!
もう一つ、注意しておきたいポイントが車内の「におい」です。
特にタバコのにおいやペットのにおいは査定にも影響してしまう可能性がありますので、できる限り対策をしておいた方が良いでしょう。
ポイントB: 車を下取りに出すときは無理に傷の修理をしないほうが良い
車に傷があると査定に響くのではないか?と不安な方もいるのではないでしょうか。何とか自分で傷の修理をして少しでも査定を高くすることはできないのか・・・などと思ってしまいますよね。
しかし、実は車の傷は自分で修理しないほうが良いケースの方が多いようです。
査定する方はプロですから、素人が直した傷はすぐに見抜いてしまいます。むしろ、素人が修理をすることで逆に傷が目立ってしまったり、もう一度修理しなおさなければならなくなったりしてしまい、かえって査定が下がってしまうケースさえあるのです!
傷やへこみは下手に直さず、そのまま下取りに出したほうがかえって査定が高くなることが多いようです。
ポイントC: 車を下取りに出すときはガソリンを満タンにしても査定は変わらない!
車を下取りに出す時にはガソリンは満タンにしておくべきなのかどうか迷う方も多いと思います。満タンにしておいた方が査定が上がる?印象が良い?などと考えると、悩んでしまいますよね!
ガソリンは満タンにしなくて大丈夫
結論から申し上げると、車を下取りに出す時にはガソリンを満タンにしておかなくても大丈夫です。ディーラーに乗っていけるくらいのガソリンを残しておけば問題ありません。
ガソリンを満タンにしておいた方が査定が高くなるのではないか?と思ってしまいますが、ガソリンが満タンになっているからといって、それが査定に良い影響を与えることは無いようですよ。査定を高くしたくて満タンにガソリンを入れてしまうと、損をしてしまうでしょう。
実際、ディーラーに車を下取りしてもらう時にはガソリンをギリギリにしておく方も多いようです。「ガソリンを満タンにしておかないとマナー違反だ」などと思われることは無いので、ご安心を!
下取りしてもらう車が廃車になりそうな場合はなおさら満タンにしないほうが良い!
また、下取りしてもらった車を廃車にする場合には、ガソリンを廃棄しなければならなくなります。逆に手間がかかってしまうため、このようなケースではなおさら満タンにしないほうが良いでしょう。
ポイントD: 車を下取りしてもらうときには純正タイヤにしておいた方がお得かも!
車を下取りに出す時には、スタッドレスタイヤや社外品のタイヤ、ホイールを装着していた方が査定が高くなるのかな?と思う方も多いのではないでしょうか。お金をかけてドレスアップした分、査定が高くなったら嬉しいですよね。実際にはどうなのでしょうか。
純正のタイヤ、ホイールの方が下取りが高い?!
下取りに出す場合、実は純正タイヤとホイールを装着した状態で査定をしてもらった方が高く下取りしてもらえる可能性が高いとのこと!お金をかけて足回りをドレスアップしている方にとっては、これはショックな結果ですよね。
かっこよくドレスアップしていても、次のオーナーさんに気に入ってもらえるかどうかは分かりません。やはり純正のタイヤやホイールの方が無難で万人受けすると考えられています。
そのため、むしろ純正のタイヤやホイールででないと査定が下がってしまう可能性もあるのだとか!
これから社外品のタイヤやホイールに交換をしようと考えてる方は、純正のタイヤ、ホイールは車を下取りしてもらう時のために保管しておいた方が良いかもしれませんね。
社外品のタイヤ、ホイールは買い取りやオークションを利用するという手も
とはいえ、社外品のタイヤやホイールももったいないですよね。人気があって高価なものならなおさらです。
車を下取りしてもらう時には純正のタイヤ、ホイールに履き替えて、社外品のタイヤやホイールは別で買い取りをしてもらうか、オークションなどに出品するという人も多いようです。
愛車を下取りに出す際、その他の注意点は?
ディーラーの下取りは、中古車業者へ売却するよりスムーズで安心感があります。
しかし、書類の準備やなどは事前にやっておいたほうがやはり後々楽になります。
面倒な事前準備や注意点に関して、これから解説するのでぜひ参考にしてみてください。
車の下取りに必要な書類を忘れずに準備しておく!
車の下取りにはさまざまな書類が必要になります。不備があるとスムーズにいかなくなってしまいますから、事前に準備をしておくと慌てずに済みますよ。
車の下取りに必要な書類は事前にディーラーに確認
車の下取りには以下のような書類が必要になります。ほかにも必要な書類があるかもしれませんから、しっかりと事前にディーラーに確認をしましょう。
普通車などの場合には
・自動車車検証
・印鑑登録証明書
・自動車納税証明書
・自賠責保険証明書
・リサイクル券
・実印
など
軽自動車の場合には
・自動車車検証
・軽自動車納税証明書
・自賠責保険証明書
・リサイクル券
・印鑑(認印でもOK)
などとなっています。
普通車の場合には印鑑登録証明書が必要となるため、早めに取り寄せておくようにしましょう。
車は下取りよりも買取りの方がお得かも!
ディーラーの下取りと中古車買い取り専門店での買い取りとどちらがお得なのか、迷いますよね。一概には言えませんが、やはり中古車市場のことに詳しい中古車買い取り専門店での買い取りの方が、高く買い取ってもらえる可能性が高いです。
中古車買い取り専門店の場合には販売の経路もたくさんありますし、地域によるニーズなどにも対応が可能です。そのため、ディーラーでは安く買い取られてしまいがちな車種でも、高く買い取ってもらえる可能性が高いのです!
ディーラーで車を下取りしてもらうつもりでいる方も、一度中古車買い取り専門店で査定を受けることによって、ご自分の愛車の相場を正しく知ることができるでしょう。1社のみの査定ではなく、数社の中古車買い取り専門店で査定してもらうことにより、より正確な相場が分かるはずです。
まとめ
自動車の高値買い取りのための5つのポイントについてお話してきました。
車を下取りに出す時には、なるべく印象を良くするために車はきれいに洗車しておきましょう。そしてなるべく早めに車内の荷物を片づけて、室内の掃除やにおい対策をしておくことをおすすめします。
傷を直しておいた方が良いのかという点やガソリンを満タンにしておいた方が良いのかという点も気になりますが、傷はそのままにしておいた方が無難ですし、ガソリンは満タンにしなくて大丈夫です。
また、ディーラーでの下取りの場合には、タイヤやホイールは純正の方が好まれる傾向があるようです。
高値買い取りのためのポイントを押さえて、少しでも高く下取りをしてもらうためにできる限りの対策をしたいですね!