ジャックスのオートローンの金利と審査基準

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ジャックスのオートローンの金利や審査基準を解説

自動車ローンを取り扱っている金融機関といえば、

・全国各地の銀行
三菱UFJ銀行など)
・各自動車メーカーのグループ会社
トヨタファイナンスなど)
・損害保険会社
損保ジャパンなど)

があります。

 

なかでも利用者が多いのはオリコのような信販会社。
全国の自動車販売店と提携を結んでおり、手続きが簡単、スピーディーというメリットがあります。

 

今回のテーマであるジャックスのオートローンも、そんな信販会社の自動車ローンのひとつです。

 

これからジャックスのオートローンの、明示されていない金利や審査に関する最新情報をまとめてわかりやすく解説します。

 

新車・中古車問わず、車の購入を検討している人は必見です!

ジャックスの基本情報とオートローンについて

株式会社ジャックスは、昭和29年に設立した日本の大手信販会社。

 

Japan Consumer Credit Serviceの頭文字を取った社名のとおり、「クレジット事業、カード事業、各種ローン商品、ペイメント事業」など金融関係の業務を行っています。

ジャックスのロゴ

その堅実な経営方法は各方面から高く評価されていて、過払い金不良債権といった多くの金融系企業が悩まされている問題やトラブルがほとんどないことは非常に有名です。

 

そんなジャックスが、クレジットカード事業と並んで力を入れているのが“ローン事業”

 

ジャックスはオートローンについて、以下の4つをポイントとして紹介しています。

 

【ジャックスのオートローン4つのポイント】

@ほしい時を逃がさない
Aその場で簡単に申し込み
Bムダのない手続きとスピード審査
C選べる支払いパターン

 

上記のポイントに加えて、
販売店で取り扱いがあるジャックスのオートローンは、低金利の銀行マイカーローンよりも審査難易度が比較的、甘い傾向にあると言われます。

 

車を購入する際に担当者に勧められることもあって、こういった信販会社(クレジット会社)とローン契約をしている人はたくさんいるようです。

 

 

この先、車を購入する人にぜひ知っておいてほしいのは、『マイカーローンの契約先は、自分でじっくり吟味して選ぶべき』ということ。

 

これから、ジャックスのオートローンについて細かく解説していきます。
販売店でジャックスのオートローンを勧められた人は、「このローンは本当に自分に最適か」をしっかりと考えてみてください。

 

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ジャックスのオートローン2プランを徹底解説!

ジャックスは、オートローンとして2つのプランを用意しています。

 

契約内容や販売店によっては一部利用できないこともありますが、基本的に、この2つのプランから自分に合ったほうを選択して契約する形になるでしょう。

 

それでは、それぞれのプラン内容や返済方法について解説していきます。

 

ネオ・バリアぶるプランβ

ジャックスの公式サイトでも大きく紹介されている、メインのプランです。
一般的なマイカーローンに近い形式ではありますが、その最大の特徴は、返済プランの豊富さ。
実に6つもの支払いパターンから、自分のライフスタイルに合わせて選択、契約することができます。

 

契約後でも、支払い方法を変更したり繰り上げ返済をしたりと、自由度が高い点が強みとなります。

 

ネオ・バリアぶるプランβの6つの支払方法は、以下の通りです。

ステップアッププラン

契約時点での負担を抑え、支払金額を少しずつ増額させていくプラン。
「いまは余裕がないけど、将来、多めに返せそう」という人に向いています。

 

ステップダウンプラン

ステップアッププランとは反対に、支払金額を少しずつ減額させていくプランです。
初期の時点で多めに返済を進めることで、引っ越しや子育てなど、将来の出費に備えることができます。

 

一部繰上返済

契約時に決めた返済額にプラスして、繰り上げ返済を行うことができるプランです。

ジャックスのオートローンの一部繰上返済イメージ

繰上返済は、完済までの期間の短縮や毎月の支払額の減額につながります。

 

スキップ支払い

金利分のみを支払うことで、元金分の返済を一時的にスキップできるプランです。
急な病気や事故など、まとまった出費によってローン返済が困難になった場合に対応できます。

 

延長支払い

支払回数を最大で120回(中古車の場合は96回)まで延長できるプランです。
最初に設定した支払金額を引き下げ、毎月の返済負担を減らしたい人に向いています。

 

残価据置プラン

3年・4年・5年の据置期間から選択をし、残価を据え置いてローンを契約するプランです。
月々の返済負担を軽減したい人や定期的に車両を乗り変えたい人に向いています。

 

このプランのイメージは、次に説明する「据置オートローン」とほぼ同じなので、以下の解説も参考にしてみてください。

 

据置オートローン

先ほど、ネオ・バリアぶるプランβは一般的なマイカーローンに近いプランだと言いました。

 

一方、もうひとつのプランである“据置オートローン”は、いわゆる残価設定ローンであると言えます。(残価設定ローンは残価設定型クレジット、残クレとも呼ばれます)

 

据置オートローンはその名のとおり、車体価格の一部を据え置いてローンを組む方法。

 

イメージとしては、車体価格の一部は保留しておいて、残りの金額を月々で払っていく形です。
このようなローン形式は、利用者側にとって、以下のようなメリットがあります。

・毎月の返済額を大幅に軽減できる
・定期的に新しい車に乗り換えることができる

 

以下、公式サイトの図を引用して、より具体的にイメージしてみましょう。

ジャックスの据置オートローンのイメージ図

例)200万円の車を3年据置プランで購入
まずは「この車体が3年後いくらの価値があるか」という点が検討されます。
仮に80万の価値があるだろうと判断された場合、80万円を残価として据置き、
『車両価格(200万円)−据置金額(80万円)=120万円』
この120万円を3年かけて払っていくローンを契約することになるのです。

 

同じ3年ローンを組むのであれば、200万円と120万円のどちらの金額で組む方が返済負担が軽くなるのかは説明するまでもありません。

 

ネオ・バリアぶるプランβの残価据置プランでは据置期間を3〜5年から選ぶことになっていますが、据置オートローンは2〜7年から選べるという点で、より幅広いニーズに応える内容となっています。

 

120万円を払い終わったら、据え置いた残価80万円分をどうするか、以下の3つの選択肢から決めることができます。

ジャックスの据置ローンの支払い後の選択肢

車を乗り換える選択をした場合は基本的に、この保留分を払う必要はありません。
頻繁に車を乗り換えたい人にとっては、最適なプランと言えるでしょう。

 

 

一方、CMでも「残クレ」として頻繁に耳にするこのプランは、車両販売店(ディーラー)にとっても以下のようなメリットがあります。

@乗り換える車は自社から選ぶことになるので、引き続き収益が期待できる
A乗り換えない場合、保留分はまとめて支払われるので損はない
B保留分をローンで支払う場合も、金利分の収益が期待できる

 

Aを選択したくてもまとまったお金が用意できない場合、Bを選ぶことになりそうですが、このとき再設定される金利は高めとなることが多いです。
そのため、「初めから銀行のマイカーローンを契約していたほうが結果的には安くなる」場合もあります。

 

ディーラーにとって旨味のあるプランなので強く勧められることも多いですが、一台の車を長く乗り続けたい人にとってはデメリットも大きく、契約前にシステムをよく理解することが求められるでしょう。

 

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ジャックスのオートローンの金利

次はいよいよ、ジャックスのオートローンの金利の話です。
車の購入となるとローンを組む金額は数十万、数百万になるので、例え0.1%の金利の違いでも最終的な支払い額に大きな影響を及ぼします。

 

一般的なローン商品は、金融機関の公式サイトを見れば金利が公開されています。
ではジャックスはどうかというと、公式サイトのどこにも、金利情報は掲載されていません。

 

実はこれ、同じ信販会社のオリコも同様でして、具体的な金利は非公開としています。

 

ローンを組むうえで最も重要なポイントといっても過言ではない「金利」。
その数字が不明となっているのはナゼなのでしょうか??

 

その理由はオリコのオートローンの金利を調査した記事でも書いたように、“利用する販売店によって金利が大きく変わるので具体的な数字を公表できない”という裏事情があるからです。

 

利用する販売店によって金利が大きく変わる、とはどういうことか。
簡単に言ってしまうと、ディーラーへの仲介手数料(マージン)が発生してしまうんです。

 

銀行マイカーローンは、利用者と銀行の直接取引によるローン契約となります。
しかしディーラーローン、今回で言うジャックスのオートローンは、利用者とジャックスの間に、ジャックスと提携しているディーラーが入っている状態です。

 

ジャックスの公式サイトにはオートローンの申し込み窓口も用意されていないので、利用するには提携ディーラーを通して申し込むしかなく、形としては「申し込み代行」になってしまいます……。

 

審査に通過した利用者に伝えられる金利は、その代行手数料、仲介手数料を上乗せした数字。
仲介手数料をどれぐらいに設定するかは各ディーラーの判断となるので、ジャックスは公式サイトで堂々と金利を明示できないというわけなんですね。

 

 

念のため筆者は、今回の記事を書くにあたって、ジャックスカスタマーセンター東京に問い合わせてみました。

 

用意した質問は、以下の3つです。

・ジャックス側が審査によって決める金利の範囲(上限金利と下限金利)
・ディーラー側が金利を上乗せする可能性はあるのか
・金利が非公開なのは、ディーラー側へのマージンがあることを容認しているためか

 

結果から書くと、いずれの質問に対しても明確な回答を得ることはできませんでした。

 

「購入する車体価格や契約プランなどによって金利が変わってくる」
「詳しくは、取り扱いの販売店に問い合わせてください」

 

などのセリフが繰り返され、金利に関してはとにかく明言を避けるといった感じでした。

 

筆者は以前、ジャックスのオートローンと同じような立ち位置にある『MMCダイヤモンドファイナンスのMMCオートクレジットの金利』についても販売店に直接問い合わせたことがあります。

 

その時も、
「購入する車種や審査の結果によって変わるので、一概にお電話で回答はいたしかねる。」
「検討されている車があれば、ぜひ一度ご来店ください。シミュレーションもできます」

というマニュアル的な返答のみで、うまく回避されてしまったんですよね……。

 

当然ながら、ディーラーに聞いたところで、
「私たちのマージンが加算されるため、お客様が払う金利が高くなります」とは答えないでしょう。

 

・車体価格を値引きする
・カーナビなどオプションを無料でサービスする
・キャンペーン中なので通常よりお得

 

こういった魅力的な追加情報を駆使して、契約に漕ぎつけようとすることがほとんどです。
それでも十分な利益が出るくらい、マージンが上乗せされているということでしょう。

 

聞いても答えてくれないので、ジャックスのオートローンの金利に関する、ネット上の口コミ情報を集めてみました。
Yahoo!知恵袋などの質問サイトを中心に、利用者の声をまとめたので以下をご覧ください。

 

《ジャックスのオートローン 金利の口コミ》

・7年ローン金利6%で契約した。ディーラーに勧められたまま契約してしまい、後悔です。
・155万円の自動車ローンをジャックスで組み、金利は6.9%。これって普通ですか?
・240万円の車体を10年ローンで購入。計算上の金利は約8.8%と高い。
・借入利率が9.1%と高いのですが、借り換え可能でしょうか。
・180万円を6年払いで借りました ジャックスで金利が8.9%です。

 

筆者の感覚では、6%以上の金利で契約している人がとても多く見受けられました。

 

古い情報なので参考までに紹介しますが、実はジャックスは以前まで、金利をちゃんと公開していました。
現在は利用できませんが「ジャックスパーソナルオートローン」という商品があって、新車購入に限り、3.9%の固定金利を設定していたのです。

 

そのようなプランを取り扱っていたジャックスが、急に10%近い金利を設定するようになるとは考えにくいですね。
おそらく今も、ジャックスが決定する金利は4%前後であるはずです。

 

やはり、多かれ少なかれ、ディーラーによる金利の上乗せは「ある」と考えるべきでしょう。

 

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ジャックスのオートローンの審査基準

ジャックスのオートローンに限らず、ディーラーローンは契約までの手続きがカンタンでスピーディーであることが特長。
先ほども書いたとおり、面倒な手続きをディーラーが代行してくれるからです。

 

また、金利の低さでは太刀打ちできない銀行マイカーローンに対抗するため、審査基準も比較的、甘めな傾向にあります。

 

そもそも一般的な傾向として、

銀行系のローン商品・・・審査が厳しい代わりに低金利
信販系のローン商品・・・審査が優しい代わりに金利が高め

と言われます。

 

ジャックスは、国内2位を誇る大手信販会社。
クレジットカードや各種ローンの事業が中心ですが、オートローンも主力商品と言えるポジションです。

 

「高いローンか安いローン」という選択肢があれば、誰でも安いローンを選択したいものですが、審査に不利な人は、金利が高くても審査基準が甘めなローンで契約を結ばざるをえません。
そこで利用されているのが、ジャックスのオートローンであると考えられます。

 

ジャックスのオートローンは、高額な契約でなければ収入証明書類の提出は不要であり、これは銀行と比べて、とても寛容な対応です。

 

「ローン完済まで車の所有権はジャックスがキープする」というディーラーローン特有のデメリットも、審査をハードルを下げる材料として考えれば、プラスに働きます。

 

 

次に説明するような事項に当てはまらなければ、審査落ちになる可能性はかなり低いと言えるでしょう。

 

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ジャックスのオートローンで審査落ちになる人

たったいま、
「ジャックスの審査は難しくない」と言いましたが、それはもちろん、「誰でも100%契約できるローン」ということではありません。

 

ジャックスのオートローンでも審査落ちになってしまう人はいるので、そうなりやすいケースをまとめてみます。

 

・長期滞納、債務整理など、過去に大きな金融事故を起こしている
・すでに現在、高額な借り入れを行っている
・収入が非常に少なく、保証人も立てられない

 

これらに該当する人は、まともな金融機関の審査には通らない可能性が高いです。
状況を改善し、問題ない状態をしばらくキープすることで、少しずつ信用を取り戻していきましょう。

 

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ジャックスのオートローンは結局良い?悪い?

多くの自動車販売店がジャックスと提携し、オートローンの仲介をしています。
手軽さや特典をアピールしながらジャックスのオートローンを勧めてくるディーラーは、少なくないでしょう。

 

しかし先ほども書いたように、販売店に勧められたローンを必ずしも利用しなければならない訳ではありません。

 

自分で手続きをするのが面倒でなければ、金利の低い銀行のマイカーローンを使うのもひとつの手です。

 

特に、ジャックスのローンが気になる人には三菱UFJ銀行のネットDEマイカーローンは必見。
なぜなら、このローンの保証会社を務めているのが、このジャックスだからです。

 

年収200万円以上、勤続1年以上でジャックスのローンに受かるような人であれば、ネットDEマイカーローンの審査に通過する可能性も十分にあります。
通常金利が年2.975%という圧倒的低金利のネットDEマイカーローンも、選択肢に含めてみてください。

 

ジャックスは確かに、堅実な経営をしている老舗信販会社あり、安心して利用できる企業です。
ローン申し込みにかかる手間は少なく、審査のスピードが速いなどのメリットがあります。

 

そして、ジャックスのオートローンの審査は決して難しいものではありません。
だからこそ最終手段として温存しておき、まずは金利の低い銀行系のマイカーローンにトライしてみるのが良いのではないでしょうか?

 

ディーラーに行って車を見てしまうと、ついその場ですぐ契約を結びたくなってしまうもの。。
販売店の担当者も、いま契約するならと割引やオプション等を付けて勧めてくることが予想されます。

 

検討が浅いままローン契約せず、自分で銀行や他の信販系ローンもリサーチした上で決断するようにしましょう。

 

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ジャックスのオートローン まとめ

最後に、ここまで解説してきた、ジャックスのオートローンの情報をまとめます。

 

・典型的なディーラーローン
・2つのタイプから好きな方を選択できる
・銀行マイカーローンと比較して金利が高い
・審査は比較的易しく、最終手段としておすすめ

 

自由度の高い返済プランや審査スピードなどのメリットがある反面、金利が高いという大きなデメリットもあるのがジャックスのオートローンです。
他のローンと比較しつつ、自分が納得できる金融機関をチョイスしてくださいね。

 

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